米FRB 0.75%の利上げ決定 円相場は一時、円高に(2022年11月3日)
FRB=アメリカ連邦準備制度理事会は、0.75%の利上げを決定しました。今後の利上げについては「時間差を考慮する」として減速する可能性を示唆しました。
FRB、パウエル議長:「今日FOMCは政策金利を0.75%上げることを決断した。引き続きの利上げが適切であるとの予測を続けていく」
FRBは2日、政策金利の誘導目標を4会合連続で0.75%引き上げることを決定しました。
物価の上昇ピークが見えないことから、引き続き金利を引き上げる必要があると判断しました。
注目されていた、12月以降の利上げのペースについては「金融政策が物価などに影響を及ぼすのに時間差がある点を考慮する」という表現が加えられ、経済指標によっては減速する可能性があるという受け止めが広がっています。
発表を受けて、日米の金利差拡大に歯止めがかかる期待から、円相場は一時、1ドル当たり146円近辺まで1円以上円高に振れました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
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