【株式市況】
豪州中央銀行が、市場の0.5%利上げ予想に対し、0.25%利上げにとどめた。これまで4会合連続で0.5%の利上げを行っていたため、ECB、FRBとも同様の転換が近いのではないかとの連想が広がり、欧州株が大幅高となり、米国株へも買いが波及した。米国では求人数が減少しており、賃金上昇圧力が低下するとの観測も流れた。OPECプラスでは日量200万バレル減産が検討される方向で、原油価格も大幅高となっている。日経平均は続伸で、パラボリックは陽転した。この上は移動平均線が収束しており、一目均衡表の雲下限も意識されるため、やや上値は重くなっている。