【株式市況】
利上げ容認とする要人発言が続いており、8月の米個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は前年同月比6．2％上昇となり、インフレ懸念が高まった。ダウ平均は500ドル安と続落し、米株保有率は新型コロナ以来の最低水準となるなど、投資家心理は悪化している。決算を発表したナイキが急落し、ダウ平均を80ドル押し下げている。ロシアがウクライナで核使用の懸念が高まっていることも、地政学リスクを意識させる。日銀短観では大企業製造業ＤＩが＋8と市場予想を下回った。3期連続の悪化となっている。日経平均は続落で、6月安値25520円が視野に入ってきた。
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