【次に買い替えたい車の種類】「ガソリン車」「ハイブリッド車」が7割以上 一方「電気自動車」は1割程度にとどまる
モニタスが2022年7月15日にインターネット調査にて実施
自動車を保有している全国の20代~60代 計3,000名を対象
https://news.yahoo.co.jp/articles/a267d300d3c88aeb36a7d3a1ec0818f94d51745e
【次に購入予定の車の種類】
1位 「ガソリン車(レギュラー)」(38.5%)
2位 「ハイブリッド車」(35.3%)
3位 「電気自動車」(10.6%)
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現在、国や自治体から補助金を交付されるなど、電気自動車を普及させる動きが注目されていますが、みなさんは電気自動車に対してどのように思っているのでしょうか。
自動車を保有していて、今後3年以内に車を買い替えたいと思っている全国の男女に聞いたところ、次に買う予定の車の種類は、「ガソリン車(レギュラー)」「ハイブリッド車」で7割以上を占めた一方で、電気自動車は1割程度に留まりました。
ちなみに、電気自動車の購入意欲がある人に聞いた「購入したい電気自動車のメーカー」の1位は「トヨタ」だったそうです。
株式会社モニタスが2022年7月に「電気自動車に関する調査」と題して実施した調査です。
自動車を保有している3000人に、「車を買い替えるタイミング」を聞いたところ、25.3%の人が「3年以内」と回答。
この「3年以内に車を買い替えたい」と回答した人(762人)に、「次に買う予定の車の種類」を聞いたところ、「ガソリン車(レギュラー)」(38.5%)と「ハイブリッド車」(35.3%)で7割以上を占める結果となりました。
一方で、「電気自動車」は10.6%と、直近で電気自動車を購入しようとしている人はそれほど多くないということがわかりました。
また、3年以内に車の買い替え予定がある人に「電気自動車への興味と購入意向」を聞いたところ、「興味はあるが、購入したいと思わない」(42.9%)、「購入したいと思う」(41.5%)、「興味はない」(15.6%)という結果に。
直近の電気自動車の購入予定者が10.6%だったことから、電気自動車に興味はあるものの、実際に買ってみようとまでは思わない人が多いことがうかがえたといいます。
次に、「電気自動車を購入予定」と回答した316人に「購入したい電気自動車のメーカー」を聞いたところ、「トヨタ」(29.4%)、「日産」(23.4%)と続き、電気自動車においても自動車全体での国内シェアナンバー1のトヨタと、『リーフ』『サクラ』などを筆頭に様々な電気自動車を展開している日産に票が集まる結果となりました。
一方で、電気自動車市場で近年人気を誇る「テスラ」は3位にランクインしているものの、割合としては5.7%に留まったそうです。
続いて、「電気自動車を購入したい理由」を聞いたところ、国産車は共通して「信頼・安心感がある」が最多となったほか、「環境にやさしそう」「メーカー・ブランドが好き」「国産だから」などが挙げられました。
一方で、外車では「おしゃれ・かっこいい」が最多。
以下、「メーカー・ブランドが好き」「ステータスになる」といった回答が上位に並び、電気自動車の機能性等に利点を感じているというより、メーカー基準やかっこよさから選んでいる人が多いことがうかがえたといいます。
最後に、「電気自動車を購入したくない・興味がない理由」を聞いたところ、「充電スポットが少なそう」(51.1%)が最多に。
以下、「車両代金が高い(高そう)」(46.6%)、「走行距離が短そう」(41.5%)など、利便性に懸念を感じている人が多いことがわかりました。
また、「まだ新しいジャンル(発展段階)なので様子をみたい」(18.6%)という回答も比較的多く見受けられたといい、電気自動車の普及に際し、その機能性やインフラに対する不安感や不便そうといったイメージを持たれていることが課題として浮き彫りになったといいます。
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調査を行なった同社は「電気自動車の機能性やインフラに関する不安感が大きいなどの課題を解決した電気自動車が販売されるようになれば、電気自動車が当たり前のように街中で見ることができる日も、そう遠くないのかもしれません」と述べています。