【魚】ハイブリッドで魅力的な魚「ブリヒラ」とは? おいしいだけではなく、現代の事情にも合った、今注目の魚 

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1: 名無しの投資家 2023/07/24(月) 20:38:43.59 ID:NYodbhpj9
https://news.yahoo.co.jp/articles/d149903e3dae7b154a0bdf16eebe392f91c912cd
※ソースに動画あり

 今注目の「ブリヒラ」という魚をご存じだろうか?
カンパチの養殖が盛んな鹿児島・鹿屋市で今、注目の魚で、おいしいだけではなく、現代の事情にも合った魅力的な魚だという。果たしてその実態とは…。

鹿屋港沖の錦江湾に並ぶいけす。「ブリヒラ」はこの場所で養殖されている。
この養殖会社では2023年、初めてブリヒラを出荷する。
見た目はブリやカンパチとほとんど変わらないが、養殖会社の柿内隆幸さんは「ヒラマサのオスとブリのメスを交配させたハイブリッドな魚」と説明する。

「ブリ」のメスと「ヒラマサ」のオスを掛け合わせた「ブリヒラ」は、マグロの養殖で実績を持つ近畿大学が半世紀以上前に開発した。
ブリの「脂のりの良さ」とヒラマサの「コリコリとした食感」を受け継ぐ魚で、そのおいしさは研究者の間でも折り紙付き。

近畿大学水産養殖種苗センター・谷口直樹事業副本部長は「ブリヒラは、ブリのうまみとヒラマサの歯ごたえ、それぞれの良いところを持ち合わせた魚」と説明する。
ブリヒラ誕生までには、ブリとヒラマサ、カンパチとヒラマサ。オスとメスを逆にするなど試行錯誤を繰り返したということで、最も養殖効率がよかったのがブリヒラだった。

一時は各地で養殖されていたが、ブームは下火に。
近年は近畿大学でのみ養殖され、一部の飲食店などで提供されていたが、その味が再評価され、2018年から養殖用の人工種苗の出荷が再開。
再び全国各地で養殖が始まっている。

おいしさに加えてもう一つ、ブリヒラの養殖が広まりつつある理由があった。
それは海水温。
鹿屋市漁協によると、これまで30℃を超えることがほとんどなかった海水温が2022年は32℃まで上昇。
高温に強いブリヒラが注目されている。
養殖会社の柿内隆幸さんも「年々、海水温が上がっている。35℃にも耐えられると近大の先生が言っていた」と話す。
ほかにもカンパチは寄生虫が付きやすいがブリヒラにはほとんど付かないという特長がある。

ブリヒラは現在、関東を中心とする県外に出荷されているが、県内で唯一食べられるのが鹿屋市漁協直営の「みなと食堂」。
ブリヒラを初めて扱ったという料理長の堂園英紀さんは「ブリに近い感覚の魚なのかな。食感的にはヒラマサに近い」と話す。
食堂では、脂ののり方が違う4種類の部位を楽しめる刺身盛りと、特製のさわやかなソースでいただくカルパッチョの2種類のメニューが味わえる。

鹿屋市漁協では現在、2つの業者が約7万匹のブリヒラを養殖しているが興味を持つ業者も多く、需要も伸びているという。
今後私たちの食卓にも「ブリヒラ」が普通に並ぶ日が来るのか、注目だ。


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