【IT】Google、新規採用を2週間停止 年内の計画を再検討
1: ムヒタ ★
2022/07/21(木) 07:57:11.88 ID:CAP_USER
【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは20日、2週間にわたって全社で新規採用を凍結する方針を明らかにした。同社のスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は12日、2022年末まで採用のペースを落とすことを社員に伝えている。凍結期間を設け、事業計画を再検討したうえで年内の採用計画を見直す。
凍結期間を設けることを幹部が社員に電子メールで伝えた。グーグルの広報担当者は日本経済新聞の問い合わせに対し、「当社は年末まで採用ペースを落とすことを予定しており、大半の新規オファーを2週間停止することで各部門が事業や採用の優先順位をつけられるようにする」と説明した。
景気の減速感が強まるなか、好業績を背景に積極的な採用を続けてきた米IT(情報技術)企業の間でも人件費を見直す動きが相次いでいる。ネットフリックスやツイッターなどが人員削減に踏み切ったほか、メタ(旧フェイスブック)などが採用抑制に動いている。
グーグルのピチャイCEOは5月、日本経済新聞などのインタビューで、景気減速がIT業界にも影響を与えるとの見方を示していた。年初に定めた自社の採用計画については変更する考えはないと述べたが、7月12日には一定規模の社員を雇えたことなどを理由に年末までは採用のペースを抑えると社内で説明した。
インフレや金融引き締めなどにより事業環境の厳しさが増すなか、コスト抑制による収益確保が各社の課題になっている。アルファベット(グーグル親会社)などの米IT大手は7月26日から22年4~6月期決算の発表を本格化する予定で、景気減速の事業への影響に加えて採用や設備投資の見直しといった対応策を説明する見通しだ。
2022年7月21日 6:35
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2106G0R20C22A7000000/