【会見】なぜ日本の大企業はKDDIのような記者会見ができないのか…「社長の能力の優劣」ではない本当の理由
1: 朝一から閉店までφ ★
2022/07/15(金) 23:33:40.53 ID:CAP_USER
2022/07/15 10:00
なぜ日本の大企業はKDDIのような記者会見ができないのか…「社長の能力の優劣」ではない本当の理由
どんなに優秀な社長でも「ダメ会見」をやってしまう構造的原因
PRESIDENT Online
窪田 順生
ノンフィクションライター
なぜ日本の大企業はKDDIのような記者会見ができないのか…「社長の能力の優劣」ではない本当の理由
どんなに優秀な社長でも「ダメ会見」をやってしまう構造的原因
PRESIDENT Online
窪田 順生
ノンフィクションライター
大規模な通信障害を起こしたのにネットでは大絶賛
災いを転じて福となす、とはまさしくこのことだろう。大規模通信障害を起こして、日本全国に混乱をもたらしたKDDIの「好感度」が爆上がりしているのだ。
理由は、高橋誠社長の謝罪会見だ。
これは通信障害発覚後、情報開示の姿勢に「顧客目線」が欠けていると、官邸や監督官庁から指摘され、慌てて催したもので、いわば完全に「後手」に回った社長会見だった。それにもかかわらず、ネットでは大絶賛されている。例えば、以下のような感じだ。
《記者会見といえば、弁護士、側近に聞きながら代表が話す。というイメージ。この社長すごい。1人で説明し、質疑応答している。ちゃんと把握して話してる。日本の企業でこれだけできる社長は、どれほどいるのだろうか》
《技術者の端くれとしてKDDIの会見を見ていたが、KDDIに対する好感度がかなり上がった。幹部があらゆる質問を打ち返せているし(なにより驚いたのは社長がiOSとAndroidの仕様差分に言及した点)、慌てふためいたり助けを求めたりするシーンがまるでない》
巨大企業のトップであるにもかかわらず、社長をはじめとした幹部社員が技術を把握してスラスラと解説できるということが、技術者を中心に称賛されていて、「こんな優秀なトップが仕切っている会社ならばおかしなことをしないだろ」とKDDIのイメージまで上がっているのだ。
日本企業の謝罪会見でよく見る残念な光景
https://president.jp/articles/-/59552