【スマホ】2022年は折りたたみ式スマホの当たり年?–多数の企業が新製品を開発か
うわさになっているサムスンの折りたたみ式スマートフォンは、同社が過去のパターンを踏襲するなら、今後数カ月以内に登場する可能性もある。過去の例を振り返ると、サムスンは2020年夏に「Galaxy Z Flip 5G」を発表し、2021年8月に「Galaxy Z Flip3」と「Galaxy Z Fold3」を発表している。
折りたたみ式スマートフォンの販売台数は伸びているが、それでも標準のスマートフォンに比べるとシェアは極めて低い。International Data Corporation(IDC)によると、2021年の折りたたみ式スマートフォンの出荷台数は前年比で264.3%増加したという。しかし、同社の試算によると、スマートフォンの出荷台数は2021年第4四半期だけで3億6240万台を記録したのに対し、折りたたみ式スマートフォンの2021年通年の出荷台数がわずか710万台だったという。
以下で、開発中だとうわさされているサムスンやMotorolaなどの折りたたみ式スマートフォンを紹介していこう。
サムスンの「Galaxy Z Fold4」
報道によると、スマートフォンとタブレットのハイブリッドであるサムスンの「Galaxy Z Fold」は、2022年にアップグレードされる予定だという。これまでのリーク情報とうわさを信じるなら、「Galaxy Z Fold4」は現行の「Galaxy Z Fold3」の改良版になるようだ。多くの情報をリークしてきたIce Universeによると、ヒンジのスリム化によって、より洗練されたデザインになるほか、カメラも改善されて「Galaxy S22」と同等の性能になる可能性があるという。さらに、CPUには、Qualcommが先頃発表した「Snapdragon 8+ Gen 1」が採用されるそうだ。
しかし、Galaxy Z Fold4に関して筆者が本当に期待しているのは、値下げだ。現行モデルの価格は1799.99ドル(下取りサービスを利用しない場合)で、最も高価なスマートフォンの1つとなっている。しかし、Display Supply Chain Consultantsの最高経営責任者(CEO)で、ディスプレイアナリストのRoss Young氏は、サムスンの次世代折りたたみ式スマートフォンが前世代よりも低価格になると推測している。
サムスンは通常、8月に新しい折りたたみ式スマートフォンを発表するため、今後数カ月で、さらに詳しい情報が明らかになるだろう。
以下ソース
https://japan.cnet.com/article/35189341/