【株式市況】
日経平均は一転してマイナスサイドに下落した。33年ぶりの高値水準にあるだけに、理由の如何を問わず、利益確定売りに押され、下げ幅は一時500円を超えた。思惑的な先物買いを進めていた向きが、反対売買に転じたようで、これまでとは逆に指数感応度の高い銘柄の下落が目立つ。高値圏での空中戦だけに、短期間に大きな変動を伴うことは避けられない。半導体関連はTSMCが2023年の設備投資計画について、従来計画レンジの下限である320億ドルに近くなるとの見通しを示したことを、嫌気した模様。
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