【株式市況】
財務省と日銀、金融庁が3社会合を開き、円安を牽制したことから円安は一服しており、輸出関連株が軟調となっている。4月の鉱工業生産指数は市場予想に反して低下したことも、弱材料となっている。北朝鮮のミサイル発射は失敗したが、すぐに2回目を発射すると表明したことも、地政学リスクとして意識されている。Ｊアラートを発令したものの、追加情報がなく、不安感を高めたようだ。5月の中国製造業ＰＭＩも予想外の低下となり、5ヶ月ぶりの低水準となっている。好不況の分かれ目である50をしたまり続けており、景気回復ペースが鈍化している。
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