2週間で500ページ…宿題に悩む中高生 「大量・一律」への警鐘も
1: 名無しの投資家
2023/05/26(金) 08:00:31.76 ID:n9jx43al9
宿題が終わらない、難しすぎて答えを写すだけ……。中高生らの声に耳を傾け、その背景を探ると、宿題の本来のあり方が見えてきます。どういった宿題であれば、子どもの力を伸ばすことにつながるのでしょうか。
東京大社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所の2022年の調査によると、高校生の1日の宿題時間は平均49・1分で、近年、やや減少傾向にある。宿題は本当に終わらないのか。
「中堅進学校あたりが、過剰に宿題を出している」。福岡市中央区で学習塾や単位制高校を運営する鳥羽和久さんは、普段接する生徒らを見てそう感じている。定期テストの2週間前に5教科で問題集計500ページ近い量を出していた中学校もあった。高校生からは、宿題の量が多いという話を聞くという。「物理的に終わらない。宿題がこなすものになっている」
背景には、信頼関係のなさが見え隠れする。「中堅校は、強制的にやらせないと生徒が勉強をしないと思っている。子どもが勉強をしていないことが不安な保護者が、宿題を出してほしいと学校に伝え、その期待に応えるための宿題を出している先生もいるだろう」
高校生たちに聞いてみた。
東京都内の私立中高一貫校に通う高校2年の男子生徒は「宿題の量が多すぎて悩んでいる」と言う。
数学では、テストが近づくと、テスト範囲の単元の問題プリントが配られる。答えはプリントの裏に書いてあるが、途中の解法は書かれていない。解き方が分からない時は、ネットで似た問題を探して解き方を探す。宿題を終わらせるのは午前1時ごろだ。
テストは平均点以上なのに低い成績 理由を尋ねると
家だけでは宿題が終わらず…(以下有料版で,残り1426文字)
朝日新聞 2023年5月26日 7時30分
https://www.asahi.com/articles/ASR5M51HZR30DIFI00T.html