【株式市況】
ダウ平均は続伸し、前日比115ドル高い3万3535ドルとなった。。米債務上限問題への懸念が後退し、幅広い銘柄に買いが優勢となった。ネットフリックスや半導体株主導の成長株買いに支えられ、ナスダック総合指数は続伸し2022年8月以来、9カ月ぶりの高値となっている。日本工場への5000億円の投資を発表した米マイクロン・テクノロジーが4%高となり、インテル、アプライドマテリアルズ、AMDなど半導体関連株の上げが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%高。
為替市場では米金利の上昇に伴い1ドル=138円台後半まで下落し、22年11月以来、半年ぶりの安値水準で推移している。海外勢がヘッジ目的の円売りを出しながら、日本株買いの姿勢を継続しており、円安と株高が並行して進む状況となっているようだ。4月の消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が104.8となり、前年同月比で3.4%上昇した。
日経平均は7日続伸のスタート。半導体関連株は反落しているが、輸出関連が総じて強い。