【コラボ】 新幹線から見える謎の看板「727」、ついにJR東海とコラボ決定
セブンツーセブンの担当者に聞きました
若松 真平
withnews編集部
新幹線の車窓から時々見かける「727」と書かれた看板。設置している化粧品会社「セブンツーセブン」がJR東海とコラボキャンペーンを実施することになりました。きっかけは、JR東海の新CM「会いにいく、が今日を変えていく。」に727の看板が登場し、そのお礼もかねてセブンツーセブンの担当者が「会いに行った」ことでした。
賀来賢人さんを起用したJR東海のCM
JR東海が2月に公開した「会いにいく、が今日を変えていく。」のテレビCM。
賀来賢人さんを起用し、新幹線での出張、そしてその先で直接会う様子をいくつもの視点から描いています。
コロナ禍を経ても「会うこと」の意義は変わることなく、「会うことで生まれる価値がある」「会うことで築ける関係がある」というメッセージが込められています。
そんなCMにチラッと一瞬だけ映るのが「727」と書かれた看板です。
セブンツーセブンとは
看板を出しているのは、女性用化粧品やヘアケア用品などを主力とする「セブンツーセブン」(大阪市)です。
社名は創業者の誕生日が7月27日だったことに由来。
1945年7月27日創立、本社と本社工場の電話番号も下4ケタが0727と、随所で「727」にこだわっています。
社名が書かれた「野立て看板」を立て始めたのは1979年。
「ライバル会社と同じ媒体では埋もれてしまう」と考えて、田畑や空き地に立てたそうです。
設置場所は新幹線沿線に特化しており、現在は東海道・山陽・上越・東北の各新幹線の沿線にあります。
一度立てたらおしまいというわけではなく、定期的に新幹線に乗って目視チェックも行っているそうです。
「もともと田畑に立てていた看板が、住宅に囲まれていてビックリすることもあります」と企画室室長の磯島裕介さん。
「謎の看板」と言われることもあり、「設置数も謎の方が面白いのではないか」ということで公表していないそうです。
「727賞」を設定
https://withnews.jp/article/f0230501005qq000000000000000W00o10201qq000025718A