【株式市況】
米国市場では、企業の決算発表内容を見極めたいとして、積極的な売買を手控える動きとなり、方向感のない展開となった。国内も方向感を決定付ける材料が乏しく、日経平均は一進一退の展開となりそうだ。政府観光局がに発表した3月の訪日外国人客数は181.7万人と、前年同月比で27倍となり、訪日客の1人あたりの旅行支出が伸びているため、インバウンド関連銘柄には追い風となる。2023年のインバウンド需要は4兆9580億円で、GDPを0.9%押し上げるとの試算も出ている。日経平均は下落のスタートだが、売り一巡後は底堅さを見せている。