舞浜駅はなぜ“ディズニーランド前駅”じゃない? 開園40年 「マイアミに由来」説も違う!?
同ランドの最寄り駅といえば、JR京葉線舞浜駅です。大型テーマパークの近くにある駅は、たとえば九州のスペースワールド駅(テーマパークは閉園)や、大阪のユニバーサルシティ駅(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン最寄り駅)など、施設にまつわる名称になることがありますが、同駅はなぜそうならなかったのでしょうか。
舞浜駅は、東京ディズニーランドの開園と同時ではなく、5年以上経った1988年12月1日に開業しました。それまで、鉄道を利用しての来園は地下鉄浦安駅で降り、そこからバスで行くルートが一般的でした。
当初、ディズニーランドを中心とした周辺の埋め立て地などを含む京葉線のルートは、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの親会社である京成電鉄が新線として構想していました。
しかし、オリエンタルランドは70年代に発生したオイルショックとその後の経営難により、テーマパーク建設のみに専念。その後、1975年に開業した国鉄の京葉線が、1988年に新木場駅まで延伸した際に、舞浜駅は開業することになります。なお、開業前の計画では駅名は西浦安駅となる予定でした。
その後、ディズニーランドの最寄り駅であることから、京葉線延伸開業の直前に、駅名をディズニーランド前駅にしたいという話もあったとか。しかし、ウォルト・ディズニー・カンパニーの許諾が得られなかったようです。理由としては、駅周辺の関係のない商店などが「ディズニーランド駅前店」という表記になってしまうことを避けるためと言われています。
結局、最終的に駅がある場所の地名にちなみ舞浜駅として開業しましたが、「舞浜」は浦安市の第1期海面埋立事業により陸地となった埋め立て地に付けられた地名です。その地名の由来については長く、東京ディズニーランドが建設される地域であるために、アメリカ本国のディズニーワールドの近くにある、マイアミビーチにちなんで命名されたと言われてきましたが、実はこれは違うようです。
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4/15(土) 16:42配信
乗りものニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a79a09b990bce4dcf531d3ea2f245856939bf21