京都市「バス1日券」来年3月末で廃止 混雑に市民から不満、地下鉄へ観光客を誘導し緩和へ 担当者の鼻息荒く「コロナ前に戻さない」

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1: 名無しの投資家 2023/03/30(木) 09:19:01.24 ID:s8VMM4Bg9
>>2023.3/29 06:30
zakzak

京都市が、大人は700円で市バスが1日乗り放題となる乗車券を来年3月末で廃止する。市バスは観光客の利用が多く、新型コロナウイルスの流行前は市民から「停留所が行列」「満員で乗れない」と不満が出ていた。市は今後の観光客数の回復を見据え、より輸送能力のある市営地下鉄に客を誘導し、混雑緩和を目指す。

今月上旬、JR京都駅中央口前の市バス乗り場。清水寺や八坂神社(いずれも東山区)方面に向かう「206号系統」の乗り場には長い列ができていた。係員は取材に「午前中はとぐろを巻くような行列で、3本後のバスに乗ってもらうこともある」と話した。市によると、中央口を出るとすぐにバス乗り場があるため、観光客には地下鉄など他の交通手段が候補になりにくい。

1日券は1995年に発売を開始。市バスや民間業者の均一料金(現在は230円)区間で使え、4回乗ると元が取れる。2019年度には329万枚を売り上げた。コロナ禍の21年度は110万枚に落ち込んでいた。

コロナ前の観光シーズンには清水寺や金閣寺(北区)などの近くを通るバスに観光客が大勢乗り込み、通勤・通学の市民が乗車できない事態も発生。地下鉄の方が目的地に早く着ける場合でもバスを使う人もいて「観光公害」との批判が上がっていた。

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