【株式市況】

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米銀の破綻をきっかけに売り込まれたファースト・リパブリック・バンクなど金融株の一角が急反発し、ハイテク株も買われ、ダウ平均は6日ぶりに反発した。2月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が6.0%となり、市場予想と一致し、インフレ懸念も後退した。次回FOMCでの利上げ幅は0.25%という見方が拡がり、投資家心理は改善した。日経平均は前日までの3日間で1400円あまり下落しており、自律反発を見込んだ買いも入りやすい。売り込まれた銀行株は旺盛な買いで買い気配のスタートだが、日経平均の上値は重い。

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