【株式市況】
アトランタ連銀のボスティック総裁が、次回ＦＯＭＣでは0.25％の利上げを主張し、今夏に利上げ休止があり得るとも取れる発言で、ダウ平均は上げ幅を拡大した。顧客情報管理のセールスフォースの決算と業績見通しが市場予想を上回ったことで大幅高となった面はあるが、タカ派と見られるボスティック総裁の発言は重い。市場では0.5％の利上げ観測が浮上していたため、米利上げが加速するとの観測が後退し、東京市場も幅広い銘柄が上昇している。米国では経済指標やＦＲＢ高官らによる発言によって相場が振れており、買い一巡後は様子見ムードとなりそうだ。
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