【米経済指標】米ＣＰＩ､１月は前年比6.4％上昇－予想上回り利上げ観測強める【消費者物価指数】

１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は大幅に上昇し、インフレ圧力の継続を示唆した。これにより、米金融当局は政策金利を想定していたよりも高い水準に引き上げる可能性がある。前月比での伸びはガソリンと住居費が主導した。

　　変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で0.4％、前年同月比では5.6％それぞれ上昇した。エコノミストは基調的なインフレ動向を見る上で総合ＣＰＩよりコアＣＰＩを重視している。

□キーポイント
●総合ＣＰＩは前月比0.5％上昇
　●市場予想と一致
　●前月は0.1％上昇（速報値0.1％低下）に上方修正
　●前年同月比では6.4％上昇、市場予想6.2％上昇
　　●前月は6.5％上昇

●コアＣＰＩは前月比0.4％上昇
　●市場予想と一致
　●前月は0.4％上昇（速報値0.3％）に上方修正
　●前年同月比では5.6％上昇、予想5.5％上昇
　　●前月は5.7％上昇

原題：US Inflation Stays Elevated, Adding Pressure for More Fed Hikes（抜粋）
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-02-14/us-inflation-stays-elevated-adding-pressure-for-more-fed-hikes

2023年2月14日 22:39 JST 更新日時 2023年2月14日 23:13 JST
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-14/RQ2O8KDWLU6B01