【株式市況】
インフレ高止まりへの警戒感から米長期金利が上昇したのを受け、(8035)東京エレクトロンが5%近く下落するなど、半導体関連の一角などハイテク株に売りが出ている。高金利が来年にかけて継続されるとの見方が次第に優勢となっているようだ。日銀新総裁のもとで金融緩和策の修正が進むという観測も強まっており、日経平均は下げ幅を拡大している。自社株買いの(7267)本田技研工業は逆行高だが、輸出関連株は総じて弱い。銀行、商社はしっかり。日経平均のパラボリックは陰転し、三本新値陰転の可能性も出ている。