【株式市況】
12月の米卸売物価指数(PPI)と、12月の米小売売上高が共に市場予想を下回り、景気後退への懸念で、ダウ平均は613ドル安となった。朝高で始まったものの、クリーブランド連銀のメスター総裁やセントルイス連銀のブラード総裁が、政策金利をさらに引き上げる必要があるとの認識を示したことで、金利引き上げペースの緩和期待も一時後退している。来週から決算発表が本格化するため、積極的には手掛けづらい局面で、利益確定売りが優勢となっている。逆浸透膜(RO膜)用支持体新工場建設の(3896)阿波製紙が買い気配。