【社会】地方移住して後悔したこと 3位「給与水準が低い」、2位「娯楽が少ない」、1位は?
以下、「娯楽が少ない」(42.8%)、「給与水準が低い」(35.5%)と続く。日常生活における移動手段や行動に制限があることを、不便に感じていることが分かった。
移住して良かったことは?
地方移住して良かったこと1位は「のんびりと暮らせた」(55.5%)、2位は「食べ物が新鮮で美味しい」(45.5%)、3位は「広い家に住める」(37.2%)だった。「転勤・異動」による外部要因での移住者も、地方ののびのびとした環境での暮らしを利点と考えているようだ。
地方特有ののびのびとした暮らしにメリットを感じる一方、同社は「経済的なメリットよりも、生活の質といった定性的な要因に地方移住の優れた点があり、大きなメリットを享受している人が多いことが分かった」とコメントした。
移住する際に意識したことは?
移住する際に意識したことを尋ねた。最も多かったのは「買い物などの日常の便利さ」(43.8%)、次いで「住み心地のよい家」(43.1%)、「自然の豊かさ」(39.0%)だった。利便性や快適性など、日常生活の質の向上に重きがおかれていることが分かった。
地方移住への選択は成功だったか
現時点での地方移住への選択は成功だったと思うか聞いたところ、「はい」と答えた人は48.6%、「どちらともいえない」が43.1%だった。同社は「移住してから後悔をしないためには、移住検討中にその土地の情報をしっかりリサーチすることや、実際に住んでいる人の生の声を聞くなど、理想と現実のギャップを埋めていくことが非常に重要になる」と話した。
今後、都市部へ居住環境を戻す予定があるか尋ねたところ、46.2%が「予定はない」と答えた。地方移住を成功だと感じている人は今後も地方での居住を続行する意向が強く、一方で「成功ではない」「どちらとも言えない」と答えた人が都市部に戻ることを視野に入れていた。
今回の調査は、日本国内在住で都市部から地方への移住経験がある人を対象に、インターネトで実施した。調査期間は22年11月10~20日、有効回答数は290人。
https://news.yahoo.co.jp/articles/efbdac46e16847185436ad519a62d620fa2c9894