【株式市況】
6月の米製造業PMI(製造業購買担当者景気指数)は46.3と、市場予想の49.0を下回り、前月からも低下したため、ダウ平均は5日続落し、前日比219ドル安の3万3727ドルとなった。FRBの金融引き締め長期化への警戒も強く、米ハイテク株下落の流れを引き継いでいる。産業革新機構が1兆円で買収する(4185)JSRは買い気配。(4186)東京応化工業など周辺銘柄へ買いが波及している。日経平均は反落のスタートだが、下値では自律反発狙いの買いが期待される。ロシアのワグネル問題は今後の展開次第で、地政学リスクとされている。